わかる 身につく

免許更新のための講習に来た。はじまるまでの15分くらいでこれを書く。

 

さいきんは面白いくらいに眠り、面白いくらいに精神的に安定している。店長に何を言われても流せるし、たとえ苛ついても、あ今自分は苛ついてるな、と思うことで落ち着ける。とても良い。でも、ふと思う。これは安定なんかではなくて、感情の鈍麻なのでは?、と。

しかしその鈍麻が心地良い、無用に傷つかなくても大丈夫という状態は素晴らしいよ。

きのうのよるは、割と辛めの麻婆豆腐と、9℃の缶チューハイで気分も世界も旋回。川上未映子穂村弘の『たましいのふたりごと』、それから川上未映子の『夏物語』を読んでいるうちに、9時半ころには眠った。一度目を覚ますと11時、でも諦めて眠り、ふたたび目を覚ますと2時だった。歯を磨いて、『夏物語』のパラパラと読む。星雲みたいな、という比喩が善百合子の描写と、自身の出産シーンで用いられていることに気がつく。これは、なにか繋がりがあるのだろうか。2年前、ちょうど『星雲』というタイトルの小説を考えていたことを思い出した。

講習のはじまる時間まで、まだもう少し時間がある。続々と受講者が集まってきた。